リレーエッセイ

名古屋広告業協会会員によるリレーエッセイです。

2018年1月23日公開
第38回「あなたに会えてよかった。」

「あなたに会えてよかった」
今年の4月で47歳。そしてもうすぐ五十。
折角いただいたこの機会に出会った人(モノ)達のことを
思い返してみようと思います。
ちなみに「あなたに会えてよかった」は、
歌・作詞が小泉今日子  作曲が小林武史
「パパとなっちゃん」の主題歌で1991年にリリースされたシングル。
平井堅や山崎まさよし、中森明菜等がカヴァーした名曲です。(たぶん)

週刊少年ジャンプとの出会い

いきなり人ではなく、モノ。しかも漫画かよ!って突っ込まれそうですが、
長谷川の半分は漫画で出来ている、というくらいなくてはならないものなのです。
今も漫画喫茶ばりに漫画のコレクションが部屋中に存在し、
家族からは書斎ならぬ漫画部屋と呼ばれてます。
その入口を作ったのが、週刊少年ジャンプ。あとは、コミックボンボン。
(知らない人がいると思いますが許してください!)
なかでも、ドラゴンボールとスラムダンクは(ベタですが)名作です。
特に、主人公の孫悟空がスーパーサイヤ人になった時は、
なんどもページをめくっては、戻し。また読んでは、戻しの繰り返し。
クリリンが叫ぶ。フリーザがクリリンを消す。悟空が切れる。スーパーサイヤ人に。
「えっ?!えっ?!スーパーサイヤ人になったの?えっ?」って。

三井と安西先生のくだりや花道と流川の山王戦のハイタッチなど、
スラムダンクもたくさんの名場面があります。
あしたのジョーや巨人の星、20世紀少年など漫画が企画を考えるうえでの一部になっていることが間違いないですね。

ドリフとひょうきん族と月9との出会い

今も昔もそうですが、特に大学生までは相当なテレビっ子でした。
そう、ドリフは毎週、見てました。
学校から見ないようにって言われてたけど見てました。
今考えたらスゴイですよね。テレビでギロチン。
首がぽーんって飛んでしまうなんて。
まあ他にもいろいろありましたが、教育上良くないドリフを見たわりには、
意外とまともな大人になったと思います。
その後は、オレたちひょうきん族。
タケちゃんマンとブラックデビル、アミダばばあ、アダモちゃんなどなど。。。
これまた毎週見てました。
今ならNGだったりする企画もあったのでしょうが、好きな番組でしたね。

月9はビデオを録らずに見てました。
だからバイトもデートも月曜日はなし!絶対なし!
という徹底ぶりでロンバケも、101目のプロポーズも、カーンチも見てたのです。

お酒との出会い

お酒は大好きです。ビールも焼酎も日本酒もバーボンもなんでも。
正直こだわりがある訳ではなく、そこそこ詳しく、飲んだくれている感じです。
酒のおかげで、たくさんの人と出会い、たくさんの繋がりが出来ました。
リレーエッセイのバトンをいただいた電通の岡本さんは師匠なんですが、
(勝手にそう思ってます)
コピーのことより、飲みで騒いだ記憶の方が多かったりします。
営業からクリエイティブへの道を作ってくれたのも岡本さんであり、お酒の場でした。
ただ、近所の同級生の植え込みにカラダごと刺さってたり、顎を10針縫うようなことはこの年なので控えないと、と思ってます。

広告との出会い

広告の世界へ行きたいと思ったのは、就職活動の頃。
昔からテレビは好き。その間に流れるCMも好き。
単純にテレビ局か広告業界がいいなあと思っている23歳。
本は読まない(今、たくさん読んでます)。
映画はジャッキーチェンとダイハードとガンダム。
バスケットと合コンしかしてない大学時代。しかも、飽きっぽい。
46年間で20年以上続いているのは、漫画と酒くらい。
そういう意味では広告は、飽きっぽい自分にとってある意味合ってたのかな、と。

今でも仕事は楽しいです。
新しいことに出会える毎日が楽しいです。

最後に3月29日にオープンする金シャチ横丁を紹介して終わります。


最後までお付き合いいただき、有り難うございました。

【著者紹介】

クリエーティブ委員
株式会社 新東通信
クリエイティブイノベーション本部
クリエイティブ室 室長

長谷川 裕晃(はせがわ ひろあき)